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『狐火流し殺人事件』 第7話-その2 マリカ殺害の状況について / 金田一少年の事件簿R

さて、『狐火流し殺人事件』 について、前回の投稿からイロイロ考えてみたのだけど、、、



まず、『犯人はリクである』 というコトを前提とした上で、今回の物語の ”内容&流れ” を カテゴリ的 にまとめてみると、だいたい以下のような感じになる。

●1 : まず、今回ハジメは 『この状況においてあの三人を殺せたのは ”あいつ” しかいない』 と、
    とりあえず 状況から犯人を特定 した上で、
●2 : 川原刑事に 動機に繋がる 調べ物を頼んでいる。

つまり、基本的に ”動機” に関してはこの時点ではハジメにとっても推測でしかない状態であって、今後の解答編で明らかになるのを待つしかない状況。
このコト自体は、コレで何の問題もないと思う。

オレが分からないのは、『この状況においてあの三人を殺せたのは ”あいつ” しかいない』”この状況” の部分。
要するに、今の時点ではハジメにとっても 状況証拠しかない というコトが明示されているワケで、これもそのコト自体は別に構わないのだけど、

▽1 : コータローの件
●コータローの ”殺害時そのもの” に関してはこの時点のハジメには何の情報も入っていないハズで、
●ハジメが気付いたのは ”灯籠流しの会場でコータローボートが流されたアリバイトリック” についてである。
→流し場から近い水路・水門を利用することで、”遠方まで往復するのは無理” という意味のアリバイを確保。

※但し、この状況でアリバイが確保されるのは リクに限らず流し場にいた全員 である。

▽2 : リンの件
●リンの ”殺害時そのもの” に関してはこの時点のハジメには何の情報も入っていないハズで、
●ハジメが気付いたのは ”灯籠流し会場に向かう際にリンが生きているように見せかけたトリック” について
 である。
→すでに死亡しているリンを座らせておいて、お堂内から犯人自身の手を振るコトでその時は生きていた
  ように錯覚させた。 → ”一緒に行動していたリクには時間的に無理” という意味のアリバイを確保。

※但し、この状況でアリバイが確保されるのは リクに限らず遅れてきたセミサワも同様 である。
 (ミサキとシンペーは犯人が手を振っている状態を目撃 (撮影) しているので除外)

▽3 : マリカの件
●マリカの ”殺害時そのもの” に関してはこの時点のハジメには何の情報も入っていないハズで、
●・・・とゆーか逆に 誰が犯人から除外されるとゆーのか??

・・・つまり、『状況証拠しかない』 ハズの中で、その ”状況” では 結局リクとセミサワの2択までしか絞り込めない のではないか??

セミサワも殺しておけばと。。。



あとマリカ殺害の状況についてだけど、コレ、恐らく殺害現場は神社のお堂の中で、

●何らかの理由でマリカの服を脱がせて持ち去る (捨てる) 必要があり、
●尚且つ殺害現場が神社ではなかったコトにする必要があり、
●そこでナゼかリンの家の土蔵にマリカの死体を運んで、そこで殺害された&狐の見立てに偽装した上で、
その場で黒電話を使って電報を注文した

ってコト??

よく分からないのだけど、とりあえず NTT の場合は 電報を予約できるのは1ヶ月先まで なので、マリカを殺害したその日に2ヵ月後に届く予約をするのは無理っす。。

NTT 以外なら2ヶ月先の予約ができる電報サービスもあるのカモ知れないけど、苦肉の策でとっさに取った行動の中、そんな電報サービスの存在や連絡先をたまたま犯人が知ってたとゆーコトかな?

そもそも 2ヶ月先の ”葬式” の電報 を予約って、、、ネットだったら通報しますたレベルの怪しさだと思うのだけど大丈夫なのか??

それとも、後日改めてワザワザもう一度土蔵に忍び込んで黒電話を使って電報を注文したのか???

で、なんでコレで ”全てのピースが繋がった” のか、、、結局オレにはワカラズです。。。



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by mystery_DsD | 2014-09-16 00:52 | 〓狐火流し殺人事件