『天草財宝伝説殺人事件』 のアラ探し / 金田一少年の事件簿

この物語は ”九州・天草” が舞台で、実際の地名とか場所も出てきて、金田一にしては珍しく旅情ミステリーっぽい雰囲気があって、"物語の舞台構成そのもの" は個人的には結構好きです。
で、正直なトコロ、特に物語的なミスとかアラは見つけられなかったのだけど、重箱の隅的なコトを少々。。




ツルハシのナゾ
この物語では、登場人物の推理によって 『財宝の在り処=次の目的地』 に向かう流れになっているので、一行の行動自体には結構無駄な流れがあります。
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この ”移動順序” 自体には何の問題もナイのだけど、、、ただ "ツルハシ" って凶器としてたいがいデカイ部類に入るハズなのだけど、この行程のバス移動の間、他の参加者に見つからないように持ち運ぶという設定そのものに無理があるような気がする。。
先述の通り、行く先々は基本的に参加者が決める流れになっているので 前もって隠しておく のは難しく、また行く先々で購入するのはもっと難しい。


午後になると潮が満ちる穴観音
この物語の案内役である天堂四郎によると、”口崎の穴観音” は 午後になると潮が満ちて海岸線が塞がれてしまい、波も強くなり全く近寄れなくなってしまう場所 とのコトで、それに対してヤギサワは 『う~ん・・・ 宝の隠し場所としては絶好だな!』 とか言ってるのだけど、潮の満ち引きとゆーのは毎日少しずつズレて行くもので、”決まった時間に必ず満ちる” という場所は日本にはナイような気がするのだが。。。

ハジメを襲った意味不明
この物語では、白髪鬼がハジメも殺そうとしてツルハシを打ち下ろしているのだが、ハジメを殺そうとする意味とか必要性が全く不明。
真相を見破られるる可能性を恐れたためか? ・・・とも思ったのだけど、それならその後は全く襲われなくなる意味が不明。
最後のナゾ解き場面でもハジメを襲った理由に関しては一切説明がなく、完全に "無かったコト" 状態に。

犯人の覚悟の度合い
何と言うか、最後に犯人の自供によって犯行そのものの動機が明らかになり、やむにやまれぬ涙ナミダの理由が語られるコトになるワケだが。。。
ま、それはソレでイイのだろーけど、要はこの犯人の場合、『自分が死んででも娘の手術代を作る』 コトが目的だったワケで、そもそも、もともとトラックに飛び込んで事故に見せかけた自殺をする覚悟があったくらいなのだったら、特に悪人というワケでもない人間を4人も殺すより、最初から 『白髪鬼の犯行に見せかけて自殺する方法』 を考えれば良いのである。
それをせずにイツキの恋人まで殺しておいて、その上ハジメに財宝を与えられて 『おおきに!おおきに~~!!』 って、、、何かがズレてますわな~



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by mystery_DsD | 2012-05-27 06:10 | @ア・ラ・サーチ